こんにちは
伊井歯科クリニック院長の伊井博樹です。
令和2年2月20日から2月21日までの2日間、アメリカのシカゴで開催されたアメリカ補綴学会に参加してきました。
シカゴは東京から飛行機で約12時間、アメリカ合衆国イリノイ州にあるニューヨーク、ロサンゼルス に次ぐ人口を持つ都市です。気候帯では亜寒帯に属していて日本の函館とほぼ同じ緯度に匹敵します。そのため冬、特に2月の気候は寒さが厳しく、マイナス18度を下回る日もあります。一方、2月のこの時期にシカゴでは歯科関係のイベントが多数模様されることから世界から多くのがシカゴに集まり、歯科関係者にとってはとても熱気のある期間となっております。
今回のアメリカの訪問の目的はデジタル化された歯科医療の最新事情を収集して今後のクリニックでの歯科医療に生かすことでした。
アメリカでは歯科医療のデジタル化が進んでいて、CAD/CAM技術を利用した歯科補綴物(クラウンやブリッジ)の分野では最先端の情報を得ることができます。また、最近ではCAD/CAM技術を利用した義歯製作(CAD/CAM義歯)が注目を浴びてきていることから、伊井歯科クリニックでの将来的な導入を見据えて、多数のアメリカの歯科医師や技工士の方々と多くのの情報を共有させていただきました。
デジタルを利用してクラウン、ブリッジ、義歯を製作することには多くのメリットがあります。
まず製作物が高精度で製作されるということです。また、口腔内スキャナという最新のデジタル機器を使用すると、ガムのような塊を使用した、いわゆるみなさんが想像する「歯型」を取る必要がなくなるので「ウッ」となるような不快な症状を堪えていただく必要がなくなくなるのでそれも大きなメリットとなります。
入れ歯の製作方法もデジタル化により大きく変化をしていきます。今までは、入れ歯の製作にあたっては熟練した技工士による細かい作業が必要でした。製作時間に関しても多くの時間を要します。
しかし、CAD/CAM化により、歯の大きさの決定や歯並びの修正などはコンピューターを利用して短時間で対応できるようになることから、技工士の作業量が減ることはもちろんですが、患者さまにとっても、歯の配列や形態の修正などの細かい要望に対し短時間で答えることができるようになっていきます。
伊井歯科クリニックは来院していただいた患者様に満足していただけるようこれからも最先端の治療を皆様に提供させていただきます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:00
△:9:00~16:00
休診日:水曜・日曜・祝日