歯周病にならないために

 

 

こんにちは いつも伊井歯科クリニックのブログを見ていただきありがとうございます。

歯周病は治りにくく、重症化させると全身にまで悪影響を及ぼすことがある厄介な病気なので、積極的に予防するようにしましょう。今回はそんな歯周病にならないためにできること・すべきことをわかりやすく解説します。

 

▼定期検診・メンテナンスが重要です

歯周病は、日本人が歯を失う原因の第一位ですが、2～3ヶ月で急激に悪くなるような病気ではありません。ですから、3ヶ月に1回くらいの頻度で定期検診・メンテナンスを受けていれば、歯周病の重症化はまず防げます。なぜなら、定期検診では以下に挙げるような処置を行うからです。

 

・歯周病の有無、状態の確認

・口腔ケアの状況を確認

・ブラッシング指導

・細菌の温床となる歯垢、歯石の除去

 歯科医師・歯科衛生士といった専門家が3ヶ月に1回これらのことを行えば、歯周病の進行を止めることは難しくありません。ただ、歯周病を完治させるとなると、患者さまの力が必須となります。なぜなら、次にメンテナンスを受けるまでの3ヶ月間は、患者さまご自身の口腔ケアでお口の衛生状態を保たなければならないからです。

 

▼正しい口腔ケア方法を身に付けましょう

メンテナンスでは必ず歯科衛生士が歯磨きを始めとした口腔ケアの方法を指導いたします。その方法を毎日のホームケアで実践するようにしましょう。磨き残しが少なくなり、歯周病菌が繁殖しにくい口内環境を維持できるようになります。ホームケアが不十分だと、プロフェッショナルケアを定期的に受けても歯周病を発症、あるいは進行させてしまます。

 

▼まとめ

このように、歯周病にならないためには、定期検診・メンテナンスといったプロフェッショナルケアと、ご自宅で行うセルフケアをしっかり両立させることが何より重要です。歯周病は自覚症状に乏しく、完治させるのが難しい病気なので、プロケアとセルフケアで徹底的に予防していきましょう。伊井歯科クリニックならそのお手伝いができます。

医療法人博優会　伊井歯科クリニック 理事長　伊井博樹