理事長「伊井博樹」の入れ歯への取り組みについて

こんにちは

 

昨年の5月1日に元号が令和に変わってから、ちょうど１年が経過しました。

多分一年で一番いい季節であるはずなのですが、この時期、新型コロナの影響で自粛をしないといけないというのはとてもストレスがたまりますよね。

非常事態宣言がさらに１ヶ月延長となりましたが、気持ちを切らさず「STAY HOME」を続けることが大切です。

「いい天気だからちょっとだけ外出」は禁物です。必ず明るい未来はやってきます。ここはひたすらコロナから逃げましょう。

本日は私が一番診療で力を入れている総入れ歯(総義歯)の話をしたいと思います。

入れ歯を作るのは実はとても大変な作業です。喋ったり食べたりしたときに入れ歯が落ちたりしないように精密に歯型を取る治療(印象採得)、しっかりとかめるようにするためにかみ合わせを決定する治療(咬合採得)、全体のバランスがとれているか確認する治療(配列試適)、それらのひとつひとつを全てパーフェクトにこなした先に患者様が満足していただける義歯の完成があります。

私の母校、新潟大学歯学部の在籍中、入れ歯に情熱を燃やしている先生がいました。ある時、その先生に「これらの過程の中でどのステップが一番大切ですか?」と聞いたことがあります。その時の先生は「印象採得、咬合採得、配列試適、どれも全部大切。全てがパーフェクトじゃないといけない！一つのステップでできなかったところを次のステップでリカバーするなんてできないんだよ」と神妙に語り、その後ニコッと笑って「だから入れ歯は面白いんだよ」と言われました。その会話がきっかけで義歯治療は全てが一発勝負でかつ完璧な結果が求められる総義歯治療に魅力を感じて、卒業後、義歯治療に力を入れてきました。

大学を卒業して20年余年、義歯に関しては多くのことを学んで来ました。

現在、伊井歯科クリニックでは以下のシステムによる義歯を制作しています。

BPS義歯(Biofunctional  Prosthetic System)：より正確で機能性を持った「よく噛める」「痛くない」「美しい」「外れない」そして「噛める」入れ歯

下顎吸着義歯：いままで不可能とされていた下の総義歯が浮いたり外れたりしない義歯

「BPS義歯」では国際ライセンスをヨーロッパのリヒテンシュタイン王国にて取得しました。「下顎吸着義歯システム」では国際インストラクターの資格を所持しております。

保険診療も100%の力で治療を行います。当たり前の話ですが、手を抜くことはありません。

 

 

「患者様が満足して快適に使用できる総義歯」

 

これが私の治療のゴールです。

 

入れ歯にお悩みの方はお気軽にご相談ください。