歯科メンテナンスの流れについて

 

 

こんにちはいつも伊井歯科クリニックのブログを見ていただきありがとうございます。

歯科のメンテナンスは受けてみたいけれど、時間や手間がかかりそうで面倒、痛い思いをしそうで不安という方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は歯科のメンテナンスを例に挙げて、その流れをかんたんにご紹介します。

 

▼お口の中のチェック

メンテナンスではまずお口の中を診査します。とくに歯周病の状態を評価する歯周組織検査は欠かすことができません。健康な人であれば1～3mm程度の歯周ポケットがあるのですが、これが4mm以上になっていると歯周病と診断されます。その他、歯茎の腫れや出血、歯の異常も細かく診ていきます。

 

▼口腔内写真撮影

SPTの特色としては「口腔内写真撮影」が挙げられます。メンテナンスでお口の中の記録を残すことで、治療の効果などを評価しやすくなります。口腔内写真の撮影は本来、自費となるのですがSPTであれば保険内で行えます。

 

▼現状のご説明

 検査結果を患者さまにわかりやすくご説明します。歯や歯茎に関することで不安に感じることや疑問に思うことがあれば何でもご質問ください。わかりやすくお答えします。

 

▼歯垢・歯石の除去

 お口の中にたまっている歯垢や歯石を除去します。歯科衛生士が専用の器具を使って、ブラッシングでは取り除けない汚れまでていねいにお掃除します。

 

▼ご自宅でのメンテナンス方法のご説明

 最後に、ご自宅でのメンテナンス方法についてご説明します。磨き残しの多い場所などを指摘し、患者さまそれぞれにぴったりのブラッシング法をご提案します。それを毎日のホームケアで実践するようにしてください。

 

▼まとめ

このように、歯科のメンテナンスはお口の中をきれいにできるだけでなく、患者さまが今抱えている問題点を自覚でき、それを改善するための方法も見つかる素晴らしいものです。とくに歯周病治療を受けたことがある方は、SPTを積極的に受けるようにしてください。

 

医療法人博優会　伊井歯科クリニック 理事長　伊井博樹